こんにちは、もんちです。

「フットパス」って聞いたことありますか?

「フットパス」とは、イギリスを発祥とする『森林や田園地帯、古い街並みなど地域に昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩くこと【Foot】ができる小径(こみち)【Path】』のことです。

日本フットパス協会WEBサイトより

まだあまり知られていないですが、日本でも随所で取り組まれてるとか。

要は、その地域らしさを堪能するのに最高なおさんぽコースですな。

本山町でも、このフットパスのコースが少ずつ作られています。

吉延(よしのぶ)の棚田フットパスへ。

吉延の棚田をめぐるフットパスルート
吉延の棚田をめぐるフットパスルート。さくら市や、役場においてあります。

 

私もはじめは、「フットパス」ってなんやねん??・・・だったのですが。

今回先輩に案内いただき、フットパスコースを歩いてみると。

それは、それは。

ほんわか、たのしい、のんびり、ほっこり。

ゆるゆる散歩でした。これはね、とても、よかったです。道中の様子を少しご紹介。

スタート地点は展望台。

スタート地点は、吉延の展望台!
もし来たら、赤いポストのなかにあるノートにヒトコト書いてね~!
展望台のたもとには、こんな文字。
展望台のたもとには、こんな文字。
展望台の下には、「田んぼアート」が浮き上がる田んぼが。今年はどんなものが描かれるか楽しみです。
展望台から見えるは「田んぼアート」が浮き上がる田んぼ。今年はどんなものが描かれるか楽しみです。

ここから、てくてく、歩いていきます。

この日は4月27日の昼さがり。最高の天気でした。

田んぼは、水を入れ始めるところもちらほら。

風景が素敵すぎて、何度も立ち止まってしまいます。

 

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ね、きれいでしょ。

 

かわいい草花にもたくさん出会いました。

カスマグサ
カスマグサ。かわいい。
タチツボスミレ
タチツボスミレ。かわいい。
ミツバツチグリ
ミツバツチグリ。かわいい。
ベニシジミ?
ベニシジミ? のどかなり。
ぽんぽん
ぽんぽん。ぴよん。 (フキの綿毛の間から、スイカズラのつるが顔をだしてます。)

 

ひゅうじ。と、このあたりでは呼ばれているそうです。カラムシ。
ひゅうじ。と、このあたりでは呼ばれているそうです。カラムシ。ざらざら。

え?もういいって?(笑) まだまだ、かわいいお花がたくさん、たくさん。

気づけば坂道、標高はあがってきています。

ワラビ。 田んぼも畦も、それぞれに持ち主さんがいますので、山菜はとってはいけません。
ワラビ。畦にひょっこり、美しい。
※田んぼも畦も、それぞれに持ち主さんがいますので、山菜はとらぬよう!

 

フットパスルートで一番高い場所にある棚田からの風景。奥に見えるのは、本山町が誇る自然豊かな白髪山。
フットパスルートで一番高い棚田からの風景。奥に見えるのは、本山町が誇る自然豊かな白髪山。
沢の池に到着! 一番高い場所にある、ため池です。棚田の水は、おもに樫ノ川から引いていますが、ここにもしっかり水を貯めて、渇水にそなえるそうです。
沢の池に到着!
一番高い場所にある、ため池。棚田の水は、おもに山から流れる樫の木川から引いていますが、ここにもしっかり水を貯めて、渇水にそなえるそうです。

 

なんと蒼い、ため池なり!

あまりに楽しくのんびり道草くいまくってたら、もう夕方に。ちょっとここで一休み。

ちゃっかりさくら市で買った大福を食べて、下りました。(超癒された!)

途中、トラクターを操る農家さんにごあいさつ。

遠くに見えるは、農家さんKさん。トラクターで耕す姿がかっこよすぎて、写真をこっそり撮ってしまう協力隊。
遠くに見えるは、農家のKさん。トラクターで耕す姿がかっこよすぎて、写真をこっそり撮ってしまう協力隊。

農家さんに聞いたこと。

棚田の畦を固める作業は、専用の機械があるそうですが、それにしても、ものすごい延長です。

手作業なのかと思って聞いたら、機械がなかったら無理!!と言われました~。確かに。

きれいに手入れされた畦。
きれいに手入れされた畦。 機械で走った跡がありますね。これから耕して水を張るのかな。

帰り道も絶景なり。

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棚田、絶景ポイントからの風景! 死ぬまでに一度は見れてよかった!とおもった瞬間。

 

どでしたか?

このルート設定があることで、絶景ポイントを見逃さず、農家さんとも運が良ければ挨拶できて、しかも自分のペースで歩けるというフットパス。

私は最高に楽しかったです。

ぜひ、高知県本山町においでの際には、フットパス楽しんでいただきたいです!

マナー
楽しい散歩のためのマナーも地図に書いてあるよ。

おまけ。もんちのこころの声。

自然のクオリティが半端ない。生物多様性って。こういうことかい。

この美しい風景や、かわいい草花たちは、昔から地域の方が、棚田を守りつづけてきたからこそ。

なんというか。こんなに大事にされてこられた場所がある、ということが、もう感動。

つぶすのは、本当に簡単にできる。

この歴史や自然について、もっと知りたい!

草花のクオリティが半端ない。

びっくりしたのは、外来種がほとんど目につかなかったこと。

日本の本来の里山の自然て、こんな感じなのかなって。

なんてきれいなんでしょう。きっと、豊かな生態系が残っているに違いない~。

おしまい。

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